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2008年4月 7日 (月)

花筏(はないかだ)

この時季の桜の花とそれを鑑賞する人たちとの語らいが聞けるので、我が散歩道の一部である桜街道を歩くのが好きである。

今シーズン最後となった花見日和に、館林の満開桜も連日の咲き疲れからか花弁がひらひらと舞い落ち始めた。

鶴田川の川面にも白い花弁が漂っているが、今まで見かけたことのない珍しい光景に出会った。

いろいろな花言葉があるようだが桜も同様で、花が開花して満開となり「花衣」から「花散らし」とか「花吹雪」となり、地面に散った花弁で「花筵」ができる、そしてやがて「葉桜」となる。これらの言葉は聞いたことがあるし見たこともあるが、花弁が水面に舞い落ちたたときは「花筏」と言うのだそうだ。(爺が無知だったので初耳であった。)

0843_034 寿命尽きた花弁が水面に落ちて、緩やかな流れに任せて「イカダ」のようになって水面を漂っているのだ。

ゆらゆらと 水面ただよふ 花筏

カメラ愛好の老夫婦が後方で「これが花筏だ」「普段見られない」とか「ここに来て良かった」などと盛んにシャッターを押している。

0843_002 水面に浮かんだ白い花弁は見苦しいだけだが、このように一つの形にまとまり変化しながらゆらゆらと浮いているのはそれなりに美しいものだ。

風の強弱やそのときの水の流れにもよるのだろうが、時間の経過とともに変化するであろう造形美をじっと待つカメラマンもいたようだが、常時見られるものではないので満足すべきである。

数少ないチャンスに巡りあった7,889歩の幸せ散歩であった。

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コメント

ゆらゆらと 水面漂う 花筏・・
花筏・・とは美しい言葉ですね~
もう桜の花が散る頃なのですね~
2004年に演歌歌手の長保有紀が
「花筏」を歌っていたことを思い出しました。
~川に舞い散る桜の花が 寄り添いながら
流れて行く~ いい歌でした・・

桜の開花は花衣→花散らし→花吹雪→花筏(川面に浮かぶ)へ、春真っ盛りから芽吹きの新緑へと季節の移ろいを知る。成る程うまい表現ですね。花吹雪以外の言葉を知ったことに勉強であります。
今日は花冷えか、週末の路面にどんな模様を描くのか、風が吹く ゆだねて漂う 桜花 盛んなときのみのカメラでなく、枝葉や根幹そして土に張った根っこに「来年もよろしく・・・」と感謝しなければならないのでしょうね。

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