北国の住人
城沼の散歩コースで何時も見ている白鳥、今日は心地よい秋空に浮かれたのか漁用の桟橋や土手に上がり楽しそうに語り合っている。
これら二組の白鳥は、今年の猛暑を耐え忍びよくぞ生きながらえたと褒めてやりたい。
特に館林城沼近辺は35度を超える猛暑日の連続で、40度を越えた日も2日ほどあり沼の水温もさぞかし高かっただろうにと、今更ながら感心させられる。
文献によると白鳥は、シベリヤ等酷寒の地で繁殖し越冬のため飛来して3~4月頃故郷に帰る回帰性渡り鳥とある。
湖沼水底の水草の根や茎あるいは藻を主食とするそうだ。(散歩中水中に長い首を突っ込んだり逆立ちして食べる様子を見かけることがある。)
そして夫婦・親子の絆は大変強く、夫婦のどちらかが死ぬまで変わることがないそうです。
また傷ついた仲間のため、いつまでも飛び立たずその地に残る群れもあったそうです。
いずれにしても館林のこの地で夏越しをした白鳥たちは、間もなく北国から訪れる親類や仲間達と共に、これからも水上での優雅な舞で散歩人を楽しませてくれることでしょう。
我が社会では最近親類縁者間での悲惨な事件が多発しているが、白鳥たちの強い絆と生きる力をお手本に、夫婦・親子の絆をもっともっと大切にしたいものだ。
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我が家では先月21日、22:34に初の男子の孫が誕生いたしました。10日を経過して日増しに赤子らしくなってきました。慈しんで育てる子供の成長を願う親であるはずなのに、自分勝手な行動で、生みっぱなしや愛情の欠落から悲惨な事件が多発する。そんな両親に白鳥の「爪の垢」でも飲ませてやりたいものです。今の若人がみんな同じとは思いませんが、道徳など人々との関係は、遠~い過去の思考なのでしょうか。だから「日本人の品格」がベストセラーなるとも言へますが。
投稿: マグレの木 | 2007年10月 1日 (月) 11時25分